昼夜問わず騒音バイクがフカして走り回るのを見ると、ホントにウザくて腹立たしいですよね。
基本的に急な騒音バイクに出くわしたときの仕返しはありません。
しかし、出てくる可能性が高い日時や場所において、条件が整っていればあらかじめ準備しておくことで撃退する方法はあります。
この記事では、騒音バイクに仕返しする方法を紹介します。
騒音バイクの行動心理
仕返しをする前に、なぜバイカーが騒音を立ててまで走り回るのか理解することは大切です。
無理に危害を加えるような仕返しをすると、柄が悪いバイカーから反撃をされるリスクがあるでしょう。
エンジン音が楽しい
警視庁は6月に暴走運転や爆音走行を敢行する暴走族や旧車會の取締りを強化するとのことだったが、足立区では相変わらず爆音走行しているバイクが多い。
— あ (@xqfM1nLSEXAWNbN) July 8, 2024
昨日の日曜日も映像のバイクが何度も盛大な空ぶかしをしながら走行していた。
早く騒音バイクがいない状態にしてほしい。 https://t.co/uSmYVsLMxK pic.twitter.com/WdNwUfSnpP
バイカーは、他人に迷惑をかけてでも爽快な疾走を楽しむ傾向があります。
この行動は、ドーパミンの分泌による快感の追求に関連しているからです。
ドーパミンは、脳内で快楽や報酬に関連する神経伝達物質であり、刺激的な行動によって分泌が促されます。
バイカーは大きな音を出すことで得られる興奮やスリルを求め、ドーパミンの分泌を増やすために迷惑行為を繰り返すのです。
また、自身でカスタマイズした分の思い入れもあるので、コストがかかっているほど簡単に辞めることはありません。
自己顕示欲が強い
家でゆっくりしてるのに今日騒音バイク多くて嫌😡😡
— 藤Moto (@FujiMotorCo) September 25, 2022
そんな騒音バイクに多い気がしますが、発進のときにぶんぶんぶんっーって吹かすのは何かしらメリットがあるんですかね
エンストしにくくなる?
自己顕示?
メリットがあっても美しくないのでやりませんケド😶😶
健全な自己顕示欲は、社会的地位の向上や配偶者選択に関連する重要な欲求です。
しかし、バイカーは人一倍強い自己顕示欲が強いため、大きい音を出すことで周囲の注意を引きつけようとします。
人間も動物同様に社会的な地位や評判が生存や繁殖に影響を与えるため、異性に対するアピールを強化するための行動を取るのです。
個体の生存戦略の一種で、私生活に満足していない人ほど暴走してしまいます。
同調圧力
同調圧力は、進化の過程で群れや社会の中で協調行動を促進するために発展したメカニズムです。
「仲間がやっているから」という理由で、群れの一員としての安心感や安全を確保するための心理が働いています。
バイカーが集団で行動する場合、他のメンバーからの評価や承認を得るために、個々の行動で爆音を鳴らしてしまうんです。
群れの中での結束を強化して社会的地位を維持する行動は「周囲に対する配慮を厭わない愚行」と言えるでしょう。
騒音バイクに仕返しする方法は2つ
騒音バイクに対する仕返しは「警察に通報すること」が有効ですが、走り去ってから通報しても意味が無いですよね。
しかし、あらかじめ来る可能性が高いとわかっている場合は、個人で手軽に撃退する方法があります。
パトカーの音源を爆音で流す
特定の場所や日時で騒音バイクに出くわす場合、歩道でサイレンを鳴らすことで撃退することが可能です。
バイカーは突然のサイレンに驚くため、どこからパトカーが来るのか特定せず逃げるのに必死になります。
ましてや深夜帯であれば、人通りも少ないうえ響きやすく、すぐさま立ち去ることが期待できるでしょう。
ただし、車両に乗った状態でスピーカーを用いることは、道路交通法違反になるのでやってはいけません。
あくまで住宅地や歩道における作戦であり、車両から発することを推奨しているものではないです。
警察への通報
#警察
— さきね の けんこう (@thesecodtu) June 2, 2024
たまに騒音バイクが通る時に通報してたんだけどパトカーが一台捕まえてた!
警察ありがとう! pic.twitter.com/9469nN9V2c
騒音規制法や道路交通法に基づき、騒音バイクの問題を報告することが可能です。
具体的には下記の規制が違反になります。
- 騒音運転等違反:道路交通法第71条第5号の3により、他人に迷惑を及ぼすような音を立てて走行することが禁じられています。違反点数は2点。反則金は6,000円(二輪)または5,000円(原付)。
- 消音器不備:サイレンサーを取り外したり加工している場合。違反点数2点。反則金6,000円(二輪)または5,000円(原付)。
- 整備不良:排気音が規定値よりも大きかった場合。違反点数2点。反則金7,000円(二輪)または6,000円(原付)。
通報時には日時や場所、具体的な状況だけ伝えれば良いので、誰が通報したのか知られる心配はありません。
ただし、現行犯で逮捕されなければ違反行為としては認められないため、逃げられたら仕返しになりえないでしょう。
それでも、継続的な騒音の場合は、複数回の通報を行うことで問題の深刻さを警察に認識させることができます。
運輸局に通報
本日も改造騒音バイク3台を運輸局に通報しました。
— NO バイク騒音 (@shizukanamachi7) September 8, 2021
騒音クズをこの社会から排除したいです。#騒音バイク#不正改造#運輸局#バイク乗りと繋がりたい
騒音バイクのナンバーがわかった場合、運輸局に通報する方法です。
運輸局には「不正改造車・迷惑黒煙車情報提供窓口」というサイト窓口があり、不正改造車の場合に限って取り締まりを行ってくれます。
なので、バイクを動画撮影等でナンバーを控え、ダメ元で通報することで騒音バイクを根絶やしにできる可能性を秘めています。
エアガンやボールで遠距離攻撃をやってはいけない
騒音バイクにエアガン撃ちたい
— コガネ (@Kokintamadekao) November 30, 2014
あまりの騒音に、遠距離で攻撃を企てる気持ちが芽生えるかもしれません。
しかし、これは走行車両に対する走行妨害や暴行にあたるため、やってはいけないことです。
逆に問題を悪化させる可能性があるだけでなく、逆上した相手から反撃を食らうと被害が大きくなるでしょう。
正義のためとはいえ、違法な手段や過激な行動は避けるべきです。
まとめ:騒音バイクへの仕返しは、基本的に通報が有効
騒音バイクへの仕返しは、直接的に効果がある仕返しはできません。
危害を加えるような行為は暴行罪や走行妨害になるので、事件を引き起こす要因になりかねません。
もし、騒音バイクが出くわす目星が経っている場合は、歩道からパトカーのサイレンを鳴らすことをオススメします。
それも難しい場合は、動画で撮影して警察か運輸局に通報しましょう。
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