自分の親とは思えないほど差別的な言動を繰り返す親って、人として神経を疑いますよね。
まだ若いうちだと、なかなか思い切った行動に出にくくて対応に困ることもあるでしょう。
この記事では、毒親の心理を紐解き、合法的で効果的な仕返しを紹介します。
子供の健全な成長を阻害する有害な行動を取る親は懲らしめるべきです。
毒親の心理
毒親は、過度の支配欲や批判、感情的な操作、そして時には身体的・精神的虐待さえも行います。
- 子供の成功を妬む。
- 自尊心を傷つけるような言動を繰り返す
- 子供の感情や意見を無視
- 自分の価値観を押し付ける
このような行動は、子供の自立心や自己肯定感の発達を著しく阻害し、悪影響を与えかねません。
そんな毒親に仕返しをする前に、なぜヒドイ言動を繰り返すのか理解することが重要になります。
その点を抑えることで、より効果的な仕返しが可能です。
トラウマや過去の経験が与える影響
毒親自身が、幼少期に受けた虐待やネグレクトの経験が、無意識のうちに次の世代に引き継がれていることがあります。
例えば、小さい頃に厳しいしつけを受けた親が、それが「正しい教育」だと信じ込み、自分の子供にも同様の厳しさをやるようなものです。
普通の感覚からしたら子供にもやるべきではないと判断できますが、当の毒親は考えが異なります。
なぜなら「自分が受けてきた扱いこそが正しい」という過去の経験を信じなければ、自分の正しさ(生い立ち)を否定することになるからです。
心理学の専門用語では「認知的不協和」と呼ばれている心のメカニズムに近いでしょう。
支配欲と自己中心性の根源
過干渉な毒親って、「あなたが心配だから」って言うけど
— 毒親育ちメンヘラちゃん@解毒屋 (@hiro_mentalhack) November 4, 2024
それって本当に心配してるんじゃなくて、「そこからの罪悪感で子供を支配しようとしている」だけなんだよね。
この罪悪感って、幼少期から浴び続けると毒にしかならないから
親と一緒にいて心が落ち着かないなら、それは毒親の可能性が高い。
毒親の行動の根底には、強い支配欲と自己中心性があります。
例えば、子供の進路や結婚相手を親の意向で決めようとしたり、子供の成功を自分の手柄として誇示します。
この行動は、子供を自分の延長線上にある存在として捉えており、自分にとって「欲求や願望を満たすための道具」と考えているからです。
この支配欲は、親自身の深い不安や自信の無さから生まれることが多く、子供を支配することで自己の価値を確認しようとする心理が働いています。
無意識の共依存関係
過干渉系の毒親は、自立しようとする子供に「あなたのことが心配で仕方ない」等と言うことがあるが、子供のことが心配というよりは「子供が離れていって支配できなくなることが不安」という意味合いが強い。
— 共依存克服・夫婦問題カウンセラー 大村祐輔 (@takeheart_d) June 27, 2024
「子供への心配」と「支配できなくなる不安」を混同している。
もちろんその自覚はない。
余談ですが、世の中には無意識レベルで毒親に侵された可哀想な親子関係を築いているケースもあります。
例えば、親が子供の人生の細部まで管理し、子供もその状況に慣れてしまい、自立できなくなるケースです。
この関係は、親は子供に自分の価値を認めさせるために依存し、子供も親の承認を得ることに執着してしまいます。
さらに親の不安定な感情が加わると、子供は機嫌を取る役割を担うことで精一杯になり、現状を疑うことはありません。
少なくとも、この記事を読んでいるアナタは、共依存関係を脱しています。
毒親に仕返しする方法
毒親に対する仕返しは、基本的に自立の意思を見せつけることです。
毒親はアナタに依存することを生きがいにしているので、その点を抑えるアプローチであれば何でも効果的に働きます。
無言で成功を成し遂げる
「お前にはできない」と言われ続けてきたことがあれば、それを成し遂げて自分の強さをアピールしましょう。
自分だけが幸せを享受できる成功を成し遂げることは、毒親への仕返しになります。
幸せな結婚生活、素晴らしい友人関係、充実したキャリアなど、毒親自身が得られなかった成功体験を見せつけるのは立派な仕返しです。
毒親の否定的な言動をバネに、充実した人生を目指して幸せな生き方をする人はたくさんおられます。
法的手段
もし、暴力や深刻な虐待がある場合、躊躇せずに法的手段を取るべきです。
被害に遭ったことによる治療を受けていたり、動画や音声で確固たる証拠を捉えていれば警察に通報しましょう。
公的機関がアナタを保護してくれるだけでなく、警察からも接近禁止命令を取得できます。
社会から守られれば、親と言えど手も足も出ない状況に追い込むことは可能です。
経済的自立
毒親問題、人生を犠牲にして奴隷を続けるか、経済的自立をして毒親から逃げるか。
— ネグレクトちゃん (@neglect_chan) June 5, 2024
毒親から完全に解放されるための最強の武器は、経済的自立です。
毒親の元から脱出して自分の人生を掴み取ることで、お金で解決する選択肢をとれるようになれます。
毒親の期待や要求を完全に無視して、自分の意識で人生を歩んでいきましょう。
しかし、高収入の仕事を得るためには、必死で勉強して行動する必要があります。
自由を勝ち取るためには、これからの努力や時間を失う必要があるため、生半可な気持ちでは臨めません。
老後の面倒を見ない
撃っていいのは撃たれる覚悟のある人間だけだ😈
— モロ悪魔😈いじめ・毒親・人間関係に効く悪魔の心理学 (@hxkOvJbby42DSQh) November 4, 2024
毒親が自分の歪んだ欲求を満たすために
子供の体を傷つけ心を踏み躙るならば
将来(老後)子供から見放され
見捨てられる覚悟を持つのは当然だ
現状は過去の自分の行動の結果
未来は今の自分の行動の結果
…当たり前の事だろう?😈クックック
長期的な仕返しになりますが、老後の面倒を見ないことも正当な仕返しです。
毒親の介護負担は著しく大きいものであり、アナタの人生を縛る要因が増えてしまいます。
そうした懸念点を払拭するために、老後の世話を拒否して自分の人生に集中しましょう。
介護の責任を放棄することで、長年の精神的苦痛への報いを与えることができます。
絶縁状態に持ち込んでおくことが有効ですが、難しい場合は介護施設に入れる最小限の対応も可能です。
絶縁する
毒親と絶縁することでだいぶ色々取り戻した(というかそもそもなかったものを得た)ような気がせんでもないけど、まだ取り戻せてないものが沢山あるし周回遅れすぎてやっぱり今でもふとした時に「あんな親じゃなければ…」って気持ちになるのがすごい嫌。マジで死に際にもこの感情残ってそう
— 🍣とろたくユッケ丸🍣 (@uhouho_cat) September 7, 2024
毒親との関係を完全に断つことは、最も強力な仕返しです。
そもそも自分の安全を確保するうえで重要な選択肢であり、メンタルを回復させるメリットにもなります。
必要最低限のお金を携えてから食いっぱぐれないように仕事を見つけることで、自分らしい生き方を見つけていきましょう。
身内と縁を切ることは一定のリスクが生じるものですが、有害な親と今後の人生を共にする人生のほうがよっぽどハイリスクです。
電話番号を変え、住所を知らせずSNSもブロックして徹底的に接点を断つべきです。
徹底的な見捨て戦略
最も過激な仕返しは、これまでの仕返しを全て合わせた仕返しで、毒親を完全に見捨てることです。
まずは、毒親が困窮しても一切関与せずに生活保護に頼らせ、最低限の施設に入れます。
その後は一度も面会せず、死後も関与しない方法です。
遺体の引き取りも拒否し、市民霊園への直送を選択すれば、死後の世界でも孤独を与えられるでしょう。
なんだかんだいっても、毒親には「老い」という不利な要因があるので、その点を利用して完全な勝利を収められます。
毒親に対処する方法
どの仕返しをするのも難しい場合は、現時点できる対応策をやっていきましょう。
コミュニティ形成
同じ経験を持つ人々とのコミュニティ形成は、仲間の繋がりで安心感を得られる方法です。
毒親との関係に悩む人々は少なくなく、SNSやコミュニティでは情報交換がなされています。
共感や理解を得られるだけでも、自分の正しさを再確認することは可能です。
自分の体験を共有しあって、他者のアドバイスや視点から新たな気づきを得ることができるでしょう。
また、他の方の成功事例からインスピレーションを受け、自分自身の行動に良い変化を生むことも期待できます。
外部の人の出会いをキッカケに、尊敬できる人を見つけて行動していきましょう。
建設的に反発する
毒親から理不尽な理由で批判的な態度を取られてきた場合、根拠を示して正論パンチを繰り出すことは可能です。
キチンとした理由や根拠を示したうえで、自分の正義や考えを伝えることで言い返すことができます。
感情的に抑圧してくるモラハラタイプの毒親なら、忽然とした冷静な態度を取ることでその場を鎮められます。
「どっちが子供なんだか…」と呆れた気持ちを持ちつつ、自分だけでも冷静な態度をとることを繰り返すことで毒親の態度に変化がもたらされます。
継続的な対応が求められる対処方法ですが、正しさを示して屈服させることは関係改善に繋がる始めの一歩です。
まとめ:毒親への仕返しは、距離を置くこと
毒親は、アナタを利用して自分の存在意義を示そうと罵ってきます。
その心理は、過去の体験から学んだ正しさや、依存したくなるほどの不安が影響しているので、徹底的に抗うべきです。
自立する強い意志を持ち、必要な行動やお金を計画して、復習する気持ちを絶やさないように行動していきましょう。
ただ「感情的に怯えているだけ」という理由である場合、理論武装して正しさを真正面から突きつけて対応することも検討すべきです。
コメント