迷惑FAXに仕返しする効果的な対策!即実践できる具体的な方法を解説

迷惑FAXに仕返しする方法

デジタルコミュニケーションが主流となっている現代でも、未だに迷惑FAXを受け取ることがあります。

これらは業務効率を下げるだけでなく、めんどくさいうえ経費圧迫にも繋がって困りますよね。

この記事では、迷惑FAXに対処するための方法と、爽快に懲らしめる仕返しをご紹介します。

りょうた

もう古臭い営業FAXなんか縁を切って、スッキリしてください。

目次

迷惑FAXが送られてくる理由

仕返しを実行する前に、そもそもなぜ迷惑FAXが送られてくるのか理解しておくことが大切です。

一刻も早く怒る気持ちを収めていただきたいですが、現状を理解して落ち着いてから臨まないとアナタが悪い立場になってしまいかねません。

それでも早く仕返し方法を見たい方は、ココから下に飛んでください。

なぜ迷惑FAXが送られるのか?

迷惑FAXが送られてくる理由と、関係図

迷惑FAXの仕組みは「広告主から業者に委託され、受け取ったFAX番号を基に営業DMを送る」という流れです。

なので、諸悪の根源となっているのは依頼している広告主であり、FAXDMを送ってくる業者だけが悪いわけではありません。

しかし、依頼する広告主もFAX番号なのか電話番号なのか確めもせずに依頼していることが多く、誤って電話回線にかけることが多発しています。

このため耳障りな音と共に電話回線が潰され、営業の機会損失や電話応対の負担増に繋がっているんです。

りょうた

市内局番以降の番号を0000からランダムに発信するローラー作戦によって送られることもあります。

「999999」)からのFAX

受信したFAXの上部に「999999」といった意味不明な番号が印刷されていることがあります。

これはFAX送信時に送信元の番号を任意に設定しているからで、大量の広告FAXを扱う業者が使う常套手段です。

自社のプライバシー保護を目的として実際のFAX番号を避け、ダミーの番号を用いることでトラブルを回避しています。

この番号を用いる業者に対しては着信拒否をするだけで問題が解決しますが、不規則な番号についてはこれからの仕返しをご参照ください。

FAXDM業者も苦労をしている

広告業をやっている通り、成約をとるためにFAXDM業者も必死です。

界隈ではFAXDMに関する成約向上を指南する団体もあるほどで、とにかく数打つ作戦をとられています。

近年ではFAX番号を隠蔽し、受信側で着信拒否設定する事もできない悪質な手口が横行しているのも腹立たしいところです。

しかし、そんなことはFAXを送りつけられる当事者からしたら知ったこっちゃありません。

印刷用紙やトナーカートリッジが理不尽に消費させられることで経費が圧迫し、処理する人の気持ちの行き場は送信元に向けたいところでしょう…。

迷惑FAXに対する仕返しは、タダで今すぐできる方法やコストをかけてゴリゴリにやる方法があります。

【個人のみ】法的措置を取る・消費者庁にチクる

2017年に、特定商取引法で「許可を得ず、営業目的の広告FAXを送る行為が禁止する」という法律が改正されました。

この法律に基づいて、消費者庁の『特定商取引法違反被疑情報提供フォーム』という連絡フォームからチクってしまいましょう。

通達がいくと消費者庁から企業側に注意喚起を促すことができ、迷惑FAXを潰すことができます。

しかし、これは相手が企業間同士の営業である場合は適用外とされており(同法26条1項)、あくまで一般消費者を守るための法律です。

りょうた

家庭用のFAXであれば効果的ですが、企業が選べる手段ではありません。

Google評価で低評価を付ける

Googleマップでも、FADM業者の口コミは低評価がついている

送られてきたFAX用紙に、発信元の番号が記載されていたら番号をネット検索しましょう。

代表的な悪徳FAXDM会社
  • 日本テレネット株式会社
    • 0753309063
    • 0753309103
    • 0753309143
    • 0753309146
    • 0366302980
    • 0366302983
    • 0671788972
  • (株)ビジエント
    • 0366754321
    • 0366754321

調べることで発信元の企業名を特定することができ、Googleマップの口コミで低評価をつけて文句のレビューを入れる仕返しができます。

この情報が積み重なることによって社会的信用を失い、雇用の喪失株価に悪影響を及ぼす不利益を生じることが期待できます。

ただし、実際に根本的な解決になっていないため、レビューをつけたとて迷惑FAXが止まるわけではありません。

真っ黒な用紙を送りつける

手間とコストがかかる手段ですが、送信元に真っ黒のFAXを大量に送り付けることも一手です。

手順

  • 業務用とは別に、対抗用のFAXソフトをインストールする。
  • ワープロを開いて、真っ黒背景に白い文字で「迷惑FAX送らないでください」と1行入れたものを作成。
  • 送信数は「10枚」で指定して、送信元に送信。
  • 3分直前に切る。(通信料は8円)

送付先では用紙もトナーカートリッジも消費させられ、向こうの意思で関わらないように仕向けられます。

注意点としては、こちらの電話番号がわからないように電話番号の先頭に184 をつけることと、FAXのヘッダに電話番号やFAX番号を書かないことです。

迷惑FAXを対処する方法

ここまで紹介してきましたが、法的措置や物理手段を用いるのも何かと労力がかかってしまいます。

そこで、上記以外にもできる仕返し以外の対処法をお伝えしましょう。

不要欄にチェック

送られてきたFAX用紙に「FAX不要欄にチェックして返信してください」 と記載されているものがあればチェックして送り返しましょう。

配信停止の意思を伝えることで購買意欲が無い顧客だと判断され、配信リストから外されることができます。

DMFAX業者も無用なトラブルを避けるために顧客管理ツールを活用しているため、「受け取りたくない」という意思を伝えることが重要です。

ただし、発信元を隠蔽している業者に対しては注意してください。

反応した事により『生きている番号』と判断されてしまうと、FAX番号を流用されるリスクが高まります。

あくまで、FAX番号を検索したときに実在する会社であることを確認したうえで、項目が記載されている場面に限った手段です。

固定電話の受信拒否設定、通信事業者に相談

多くのFAX機器にある『受信拒否設定』を活用して特定の番号からの受信を拒否しましょう。

迷惑FAXを送ってくる番号を拒否リストに追加すれば、受信を防ぐことが可能です。

しかし、迷惑FAXの送信元が不明、もしくは受信拒否設定が効果的でない場合は通信事業者に相談することもオススメします。

有料オプションではあるものの、NTTでは「迷惑電話お断りサービス」というサービスがあるのでご参照ください。

各電話機器会社の着信拒否設定方法

スマホ・パソコンでデータ受信にする

メッセージ+eFaxのようなインターネットFAXサービスを活用し、無駄な書類の印刷を避ける方法があります。

インターネットFAXとは、デジタル化されたFAXのデータをスマホやパソコンの端末から閲覧できるサービスのことです。

「仕返し」とまで攻撃的な発想には至りませんが、月額2,000円内でストレスが激減するのは間違いありません。

従来のランニングコストや管理コストと比較しても、インターネットFAXサービスは生産性を上げる良いツールです。

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FAXを処分する

最終手段として、FAX機器を取り除くことも有効な手段です。

そもそもFAXは現代の通信機器としてはアナログチックなものとして扱われており、コストも作業効率も優れた連絡ツールで代替えできます。

pdfファイルやチャットツールでやり取りしたほうがトータルで見ても生産性が高いのが現実です。

覚えることが増えて大変ですが、FAX業者を相手にしないことが仕返しもせず穏便に済ませられます。

取引先とはFAXの利用をされている企業様も、複数回にわたって他のツールを打診し、対応が難しければ取引を中止するくらいの踏ん切りをつけても良いかもしれません。

りょうた

廃棄用紙とストレスに追われる業務が続くくらいなら、FAXは捨てた方がマシだと考えます。

迷惑FAX苦情受付センターに通知

迷惑FAX苦情受付センターは、迷惑FAXの報告や相談を専門に扱う機関です。

このセンターでは、迷惑FAXに関する苦情を受け付け、それに対応するための指導や情報提供を行っています。

  • 迷惑FAX苦情受付センター
    • URL: spam-fax.jp
    • 運用: NetReal株式会社
    • 所在地: 東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル5階
りょうた

アナタが苦情を出すだけでも、数を減らすことが期待できます。

まとめ:迷惑FAXへの仕返しは「不要」の意思表示が先決

迷惑FAXは、広告主がDMFAX業者に顧客リストを渡すことで配信される仕組みになっています。

社会のリソース不足を誘発するくだらない愚行であるのは間違いないため、下記の手段を提案しました。

  • 消費者庁にチクる。
  • Googleマップの口コミで低評価レビュー。
  • 黒塗りのFAXを送り返す。
  • 配信停止手続きを申し出る。(一番効果的)
  • 受信拒否手続きをする。
  • パソコンでデータ受信にする。
  • FAXを処分する。

迷惑FAXは多くの不便をもたらしますが、仕返しを求める行動よりも問題を建設的に解決する方法を探求することが、最終的により良い結果をもたらすでしょう。

それでも仕返しをすること自体が目的であれば、まず受信拒否設定の活用や通信事業者への相談など、先に利用できるリソースを最大限に活用することが大切です。

この記事が、迷惑FAXに悩むすべての人々にとって有益な情報を提供し、より良い対処法を見つける手助けになれば幸いです。

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迷惑FAXを拒否するにはどうすればいいですか?

FAX機によって迷惑FAXを自動的に識別し拒否する機能や、特定の番号からのFAX受信を拒否する設定ができます。機能に無い場合は、電話会社の有料サービスを活用する方法も一手です。

迷惑FAXを止める方法はありますか?

FAXを完全に止めるには、FAX機能を持つ機器を物理的に切断するのが最も確実です。FAX番号のサービス解約や、FAX受信機能をオフに設定することで、迷惑FAXそのものを断絶することが仕返しせずに済みます。

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この記事を書いた人

自称『仕返しプランナー』こと、元探偵。不倫や職場など、さまざまな人間関係トラブルの相談を受けた経験から、合法の範囲で仕返し・対策する方法を発信。

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