マタハラを懲らしめる仕返し!上司に法的に対抗する方法

マタニティハラスメントを懲らしめる仕返し

職場での妊娠報告や育休相談を機にマタハラを受けるのは法律違反です。

本記事では、妊娠を公表した後に不当な扱いを受けるマタニティハラスメントについて掘り下げ、合法的に仕返しする方法を紹介します。

目次

なぜ、マタハラを受けるのか?心理と理由

仕返しを実行する前に、そもそもなぜマタハラを受けるのか理解しておくことが大切です。

一刻も早く怒る気持ちを収めていただきたいですが、現状を理解して落ち着いてから仕返しに臨まないと、アナタが悪い立場になってしまいかねません。

それでも早く仕返し方法を見たい方は、ココから下に飛んでください。

職場で受ける精神的・肉体的ハラスメント

マタニティハラスメントが起きる理由

マタハラが横行してしまう職場は、組織内の文化や慣習、個々の心理に深く根ざしています。

特に女性が多く在籍する競争的な職場で起こりやすく、仕事環境の変化に対する不満や不安からくる鬱憤をアナタに向けたくなるからです。

他人の幸せを僻む日本人ならではの気質が顕著に現れており、羨望や妬みが心理的な圧力を生み出した結果としてマタハラが起きます。

りょうた

皮肉や冷たい態度は、それまでの「バランスが崩れることへの反発」なんです。

マタハラは2種類に分けられる

厚生労働省では、マタハラには2種類の型があることを定義づけています。(引用元:厚生労働省

制度利用等への嫌がらせ型マタハラ

女性が妊娠・出産の際に利用するさまざまな制度に対して、制度を利用させないような言動をしたり、制度を利用したことをきっかけに嫌がらせをしたりする。

・産前休業の取得を上司に相談したところ、「休みをとるなら辞めてもらう」と言われた。
・時間外労働の免除について上司に相談したところ、「次の査定の際は昇進しないと思え」と言われた。

状態への嫌がらせ型マタハラ

妊娠・出産をしたことや体調などによって労働能率が低下したこと、就業制限や業務の変更を受けたことなどの状態に関して嫌がらせ等をする

・「他の人を雇うので早めに辞めてもらうしかない」と言われた。
・「妊婦はいつ休むかわからないから仕事は任せられない」と繰り返し言われ、仕事をさせない。
・「妊娠するなら忙しい時期を避けるべきだった」と言われた。

りょうた

アナタ自身がどちらのマタハラに遭っているかを言語化することは、今後と対策において大切な工程です。

マタハラに対する仕返しは、基本的に「法律違反である」ということを指摘することが肝要です。

まずは証拠を集める

職場で不適切な扱いを受けた場合、具体的な証拠を集めることが重要です。

メールのやり取り、目撃者の証言、不適切な行動を記録した音声やビデオの保存は客観的証拠として十分な役割を持っています。

確実にマタハラを受ける予想が付いている場合、スマホのビデオモードをオンにしておいて胸ポケットに忍ばせることで実行できます。

労働局へ相談する

企業内の解決策が自分で解決できない場合は、労働局への相談が推奨されます。

労働局とは、法的なアドバイスや介入を提供してくれるため職場環境の改善に貢献してくれる厚生労働省の機関です。

国の機関を活用するほど大きな事態を引き起こすのは、気が引けることかもしれません。

しかし、マタハラは法律違反であって、弱い立場の女性に横柄な態度をとって良い理由になりえないんです。

会社における立場が無くなる懸念もあるかもしれませんが、頂ける休暇をもらう権利はあります。

そういう点においても、マタハラに対しては労働局を味方にして産休・育休制度を活用することが「最大の仕返し」なんです。

マタハラ仕返す

もし、マタハラをしてきた上司が、産休・育休の取得をしている情報を聞いた場合、アナタが受けた扱いをそのままして返しましょう。

相手は自分で墓穴を掘っているタイプのおバカさんであるため、特大ブーメランが突き刺さることが期待できます。

ただし、あくまで妊活する世代の若年層に限った手段であるため、お局様世代には難しい対処法です。

仕返しをせず、マタハラに対処する方法

ここまで紹介してきましたが、法的措置や物理手段を用いるのも何かと労力がかかってしまいます。

そこで、上記以外にもできる仕返し以外の対処法をお伝えしましょう。

「嫌」と伝える

アナタの立場は法律によって守られています。

自分の発言を職場に通すことに恐れを感じていたとしても、家庭の幸せを批判されることは社会的に許されません。

不快に感じた場合は「嫌だ」と伝え、自己の立場を守ったうえで不適切な行動に境界線を引きましょう。

コミュニケーションをとる

職場の問題を解決するためには、上司や同僚との健全なコミュニケーションが不可欠です。

上司や社長は先が見えない不安から感情的になってしまい、アナタへの配慮が欠けてしまいます。

自分がマタハラを受けた場合に生じた心身の被害や変化を伝え、互いの認識を深めることに注力しましょう。

ただし、基本的に嫌味を言ってくるマタハラ加害者は弱い立場の人の話を聞きません。

そんな場合こそ、労働局に相談して第三者機関を交えてでも支援的で公平な職場環境を築くことが大切です。

まとめ:マタハラを懲らしめる仕返しは「労働局にチクる」が効果的

女性が妊娠をしたことを機に不当な扱いを受けることは、子育て支援の観点から法律違反であることが制定されています。

マタハラをしてくる会社の風習は、マタハラがいけないことを認識していない可能性が高いため、労働局から適切な指導を受けるように仕向けるべきです。

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この記事を書いた人

自称『仕返しプランナー』こと、元探偵。不倫や職場など、さまざまな人間関係トラブルの相談を受けた経験から、合法の範囲で仕返し・対策する方法を発信。

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