部下のくせに上司に反抗的な態度をとってくる逆パワハラの対処法は、証拠を残しておくことが有効です。
この記事では、逆パワハラに対処する方法と、爽快に懲らしめる仕返しをご紹介します。
なぜ、逆パワハラが起こるのか?心理と理由
逆パワハラとは、部下から上司への不適切な圧力や攻撃的行動を指します。
そんな逆パワハラに対して仕返しをする前に、なぜ逆パワハラが起こるのか理解しておくことが大切です。
一刻も早く怒る気持ちを収めていただきたいですが、現状を理解して落ち着いてから仕返しに臨まないと、アナタが悪い立場になってしまいかねません。
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命令に従わない部下が増える背景
部下が自分の命令に従わないのは、部下と上司間の信頼関係の欠如が挙げられます。
信頼関係が無い関係になってしまっているのは、アナタ自身にも問題があることが考えられるでしょう。
部下が上司の命令を無視する要因あるある
- 上司に対して尊敬が薄れている。
- 上司の指示や指導が、不適切であると感じる。
- 指導やサポートが無く、不満に感じる。
- 上司が部下の職務を評価しない。
- 責任転嫁してくる。
- 初期の教育が行き届いておらず、怠惰な態度でも許容してしまっている。
上記のような印象を持たれていると、部下は自らの判断で行動をとるようになってしまい、頼りない上司に逆パワハラの形をとることもあります。
豊富な経験と知識がある
部下が豊富な経験や知識を持っている場合、権力が逆転してしまっている可能性があります。
特に技術的な職場や専門性が求められる環境で上司よりも高いスキルを持っていると認識されると、部下から舐められてしまうのです。
職場での立場が影響することで部下が上司を教育者ではなく『障害』と見なすようになり、上司への敬意を失って逆パワハラを起してしまいます。
雇用環境の不均衡
賃金体系の不公平や雇用環境の不均衡も逆パワハラの誘因となることがあります。
同じ職務を行っているにも関わらず、不平等な報酬を受けていると感じる従業員は、上司や組織に対して不満を抱きやすくなります。
このような不満は、部下が上司への反発や逆パワハラの行動に出る原因となることがあり、結果として職場の調和が乱れることにつながります。
合法的に、逆パワハラを懲らしめる仕返しの方法
逆パワハラに対する仕返しは、タダで今すぐできる仕返しやコストをかけてゴリゴリにやる方法があります。
仕事量を増やす
自分が上の立場であることを利用して、部下に多忙を極める仕事量を割り当てましょう。
日頃から細々した雑用レベルの仕事を溜めておき、手隙時間を無くすくらいの感覚で良いです。
極端にすべての仕事を回すと部下に感づかれてしまうため、アナタが怠ける様子が見えない程度に調整することが大切です。
不公平な評価を通じての圧力
部下の仕事全体を見て、パフォーマンスが標準以下であるところをつけ込んで悪い評価をしていきましょう。
表面上では「改善と成長を促すためのもの」と謳っておきながらも、周囲の前でダメなところを指摘することで自尊心を喪失させられます。
調子に乗っている部下には、ダメな職務の粗探しを徹底してください。
提案の無視と否定による影響
逆パワハラをしてくる部下が仕事に関する提案をしてきたとしても、無視を貫いてください。
自分の指示を無視するような部下に、アナタが部下の提案を聞く必要なんてあると思いますか?
もし、提案を聞いたときから上手くいかないと判断できるようであれば「なぜ?」と詰めることで墓穴を掘らせることも可能です。
部下は自身の提案が適切に評価されている勘違いしているので、無視されることによる不満や逆パワハラ行動を減少させることができます。
成果の横取り
旦那が上司を愚痴ってた。「大した能力無いくせに、態度だけは一人前」「こっちの意見は全否定しといて上手くいったら自分の手柄」「昨日と今日で意見が違うし、間違いも絶対認めない!」「自分さえ良ければいい奴!」と爆発してたけど…これ全部いつも私が貴方に思ってる事だけど。 #旦那ストレス
— ふーせん (@banbi8828) May 18, 2024
仕事で部下が成果を出した場合、周囲に自分の手柄であることを取り繕ってください。
アナタは上司である立場を利用できるため、自分の上司に「私が指示したからです」と言うだけで昇進の評価に繋がります。
部下に直接的な仕返しをするわけではなく、自分のメリットとして活用することが目的です。
逆パワハラに対処する方法
ここまで紹介してきましたが、上司の立場を利用して立ち回るのも気が引けてしまうことでしょう。
そこで、上記以外にもできる仕返し以外の対処法をお伝えします。
証拠を残して問題を報告する
部下は反抗的な態度をとる以外にも、同僚や他の上司に虚偽の報告を混ぜて自分の立場を良くしようとします。
このような悪態を証明するためにも、第三者が見ても納得できる具体的な証拠を集めることが重要です。
- 不適切な言動が記録されたメモや電子メール
- 音声録音
- 目撃者の証言
- 部下に行った注意や指導の記録
これらの証拠を確実に保持することにより、当人同士のやり取りが適切で公正なのか示すことができます。
人事部や適切な管理職に報告できれば、法的な問題が生じた際にもアナタを保護できるでしょう。
転職
さまざまな対処法や解決策を講じても事態が改善できなければ、転職を検討しましょう。
アナタと部下の間にある信頼関係が構築されていないのは、性格が合っていないことも考えられます。
そのような部下に対してわざわざ自分から寄り添う必要も無いため、物理的に離れた方が身のためです。
転職する際には、新しい職場で問題が繰り返さないよう職場環境や企業文化をエージェントに相談することをオススメします。
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まとめ:逆パワハラへの仕返しは「記録」が大事
逆パワハラをしてくる部下が反抗的な態度をとってくるのは、アナタに対して信頼がないからです。
日頃の勤務内容に対する不満があるかもしれませんが、部下自身が人間不信でメンタルに問題があることでしょう。
そのような部下とは仕返しや改善を試みるよりも、自分から離れるように仕向けた方が建設的です。
一刻も早く離れるためにも、市場価値が高い今のうちから転職を検討することが無難でもあります。
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