夫の行動に心を痛めながらも、どう対処すべきか迷っている方も多いでしょう。
今回は、浮気を繰り返す夫の心理を深く掘り下げ、その対処法について考えていきます。
浮気を繰り返す夫の心理
浮気を繰り返す夫への仕返しをする前に、なぜ浮気をするのか心理的に理解することは大切です。
安直な考えや仕返しをすると、アナタが悪い立場になってしまいかねません。
自己愛性パーソナリティ障害
浮気を繰り返す夫の多くは、自己中心的な性格を持っており「自己愛性パーソナリティ障害」の傾向と関連していることが考えられます。
自分の欲求や快楽を最優先して他人の感情やニーズを無視することが多く、自分の行動が家族や配偶者にどれだけの影響を与えるかを深く考えられません。
自己愛性パーソナリティ障害には、下記のパターンが考えられます。
- 常に新しい恋愛的刺激を求め、配偶者以外の異性からの賞賛・注目・性的興奮を渇望する。
- 妻や家族、浮気相手を自分の欲求満足のための道具として扱いがち。
- 内面では深い自己不安や不満を抱えており、矛盾した感情を解消するために「浮気」という形で自己確認や現実逃避を繰り返す。
仮に浮気がバレたとしても、罪悪感を感じず道徳的な問題として捉えないので、一度注意しても浮気に走ってしまいます。
当の本人は、浮気を「遊び」や「一時の楽しみ」として軽く見ており、配偶者の信頼を裏切る行為の重大さを認識していません。
承認欲求の強さ
自己評価が低い寂しがり屋ほど他人からの肯定や注目を過度に求め、自分の価値を確認しようとするために浮気をする人もいます。
これは「マズローの欲求階層説」における承認欲求が過度に強くなることが影響しているでしょう。
配偶者からの愛情だけでは満足できず、他の異性からの関心や愛情を求めてしまうんです。
性欲が強いからという理由だけでなく「浮気は自分が魅力的であることを確認する手段」と潜在的に考えています。
感情的な未熟さと衝動
夫が求める感情的なサポートや性欲を得られないと感じたとき、それを外部で補おうとすることがあります。
特にSNSやマッチングアプリによる出会いが顕著です。
現代では課金すれば気軽に誰でも会えるようなシステム環境も、浮気を助長する背景も影響しているでしょう。
仕事のストレスや家庭の不満が溜まったときに「浮気で発散しよう」と思ってサクッと利用できる故に、浮気に対するハードルも下がってしまって浮気を繰り返すわけです。
合法的に仕返しする方法
浮気を繰り返す夫に対する仕返しは、基本的に夫の肝を冷やすことが有効です。
しかし、そのためにはどの手段を取るにしろ、客観的に納得できる証拠の刑事が重要です。
ここでは、法律に基づいた方法で夫に仕返しする具体的な手段を紹介します。
探偵を雇って証拠収集
一番確実な方法は、探偵を雇って証拠を収集することです。
法的な対抗手段を講じるためにも重要なステップで、探偵のプロフェッショナルな技術と経験を持って証拠を確実に押さえます。
離婚調停や裁判で有利に働くので、浮気相手を巻き込んで慰謝料をむしり取れば良い仕返しになるでしょう。
依頼相場が20~30万と高額の初期費用がかかるのがネックですが、慰謝料の相場も100~300万円なので弁護士費用も差し引いてもお釣りは十分に来ます。
尾行して対面する
予算が無い場合は、浮気現場に居合わせることも仕返しになりえます。
何も知らせずに夫が浮気している現場を突撃することで、浮気相手にも非を感じさせることができるでしょう。
一人で突撃する勇気がない方は、浮気調査系YouTuberさんに一助を得るのもアリです。
大きな失態を見せつけることによって信頼も失い、懲りるキッカケにもなり得ます。
ただ、変装しているとは言え素人が尾行をするのはバレるリスクが伴うものです。
なので、要所要所で浮気現場を確認できる術として、GPSレンタルサービスを活用することを検討しましょう。
夫の車にGPSを貼り付けておけば、行き先を割り出して追いかけることも可能です。
夫の誕生日に、浮気の証拠を提示
夫の誕生日は通常であれば祝福の日ですが、仕返しの絶好の機会となり得ます。
夫にとって特別な日に浮気の証拠を提示することで、心理的に最大の衝撃を与えることができるでしょう。
例えば、誕生日プレゼントとして包装された箱の中に、浮気の証拠写真や会話のスクリーンショットを入れておく方法があります。
夫が期待に胸を膨らませてプレゼントを開けたとき、そこに待っているのは『自身の裏切りの証拠』という衝撃的な展開。
夫に強烈な罪悪感と恥辱を与える効果が期待できます。
可能であれば夫の友人や親戚を招いたパーティを開くことも、公開処刑として活用できるでしょう。
義両親にチクる
義両親に夫の浮気を告げ口することは、夫に大きなプレッシャーをかける効果的な方法です。
多くの場合、親は子供の不適切な行動を厳しく非難するので、義両親を味方につければ物事を有利に進められます。
ただし、義両親に浮気の事実を伝える際は、証拠を元にして冷静に事実を説明することが重要です。
探偵から提供された証拠が確実ですが、メモや録画、スクリーンショットなど様々な最善を尽くしたうえで”覚悟”を見せつけましょう。
良い歳こいて親からの叱責や失望の声は、強い心理的影響を与えますよ…。
会社に怪文書を送る
浮気相手が会社の同僚や取引先のOLであることがわかっている場合、勤務先に怪文書を送る方法があります。
職場に浮気の事実を告発することは、夫と浮気相手の社会的地位を崩す報復にもなりえるでしょう。
送る際には証拠の写真を添付することが重要です。
下記に例文を記載しておきますので、状況に合わせて修正してください。(コピペOK!)
貴社営業部第二課の山田太郎は、妻子ある身でありながら、複数の女性と不適切な関係を持ち続けています。
以下は、その証拠です:
- 毎週水曜日、「残業」と称して、社内の佐藤花子と高級ホテルで密会
- 土日の「出張」の名目で、取引先の鈴木美咲と温泉旅行
- 「接待」を口実に、キャバクラ嬢の小林恵と頻繁に外出
これらの行為は就業時間中にも及んでおり、貴社の業務に支障をきたしているはずです。
さらに、これらの不適切な関係を維持するために、会社の経費を不正に使用している疑いもあります。
貴社の社会的信用のために、早急な調査と適切な処分を求めます。
このような不道徳な社員を放置することは、貴社の評判を著しく損なうでしょう。
真摯な対応を期待します。
夫と浮気相手の人生を狂わせることは期待できますが、あくまで離婚を前提にした報復措置です。
封書は警察に届け出られてもバレないように手袋や細工はしましょう。
自分の電話番号とすり替える
夫のスマホロックを解除できる状況であれば、浮気相手の電話番号を削除して自分の電話番号とすり替える方法があります。
この方法は費用も労力もかからないので、怒りを伝えるだけが目的であれば活用してみてください。
これは気が緩んで浮ついているところに鉄槌を下す強烈な手段で、希望から絶望へと突き落とせます。
浮気相手に電話する時に声色を変えるような夫であれば、録音しておいて恥を晒せるでしょう。
仕返しせず対処する方法
浮気を繰り返す夫に対して、仕返しをせずに対処する方法もあります。
仕返しを選ばず、冷静に問題に向き合うことで、関係を改善したり、自分自身の成長を図ることが可能です。
ここでは、仕返しせずに対処するための具体的な方法を紹介します。
明確な境界線を設定する
浮気を繰り返す夫との関係を改善するためには、明確な境界線を設定することが不可欠です。
これは単に「浮気をしないで」と言うだけではなく、話し合いの機会を設けて具体的な行動指針と結果を示すことを意味します。
例えば、浮気を認知していることを証拠付きで伝えたうえで、下記の約束事を提示します。
- 深夜の外出は事前に連絡すること
- 異性との個人的な連絡は避けること
- 約束を守らなかったら、離婚すること(※違反した場合の結果を明確に)
この際、感情的にならず、冷静に自分の気持ちと要求を伝えることが重要です。
これらの制限は、夫の行動を過度に制限するものではなく、お互いの信頼を築くための一時的な措置であることを説明しましょう。
夫婦の時間を意識的に作る
浮気問題に直面していても、夫婦の時間を意識的に作ることが重要です。
夫婦で同じ時間を過ごすことは、関係修復の糸口となり絆を深める機会となります。
定期的なデートの習慣を作ったり、夫婦旅行を計画することでは、過程自体がコミュニケーションをとる機会となるからです。
そして新しい場所で共通の経験をすることで、関係性に新鮮さをもたらし、お互いの絆を強める効果ももたらすでしょう。
会話をするのが苦手な夫であれば、ゲームアプリやYouTube鑑賞など相手の趣味に合わせるのも手です。
夫の承認欲求に対応する
夫の承認欲求に対応することで、外部に承認を求める必要性を減らすことができるかもしれません。
夫の良い面や努力を積極的に認めて言葉で伝えて感謝を述べることで、家庭内の存在価値を見出すことができます。
仕事での成果や家事の協力など、小さなことでもこまめに褒めて感謝することが大切です。
他にも、新しい趣味を一緒に始めたり、長期的な目標(例:海外旅行の計画)を立てることで夫婦の絆を深めるのも良いでしょう。
対話の中で夫の意見や判断を尊重し、家庭内での役割や責任を明確にすることで、夫に新たな自己実現の機会を提供できます。
まとめ:浮気を繰り返す夫への仕返しは、公に恥をかかせること
二度三度と繰り返し浮気をする夫は、口頭で注意しても意味がありません。
バレたときは猛省する素振りを見せても、喉元過ぎれば熱さを忘れる生き物です。
なので「女性って怒らせたら怖い…」と心に刻み込ませるためにも、自分の不甲斐なさを露呈できる準備を着実に進めていきましょう。
ともあれ、どんな手段を取るにしろ確実な証拠を残さないと始まりません。
その点、探偵事務所に依頼したり、GPS機器で追跡することは必須になります。
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