家族や同居人に録画された番組を消されるという経験は、非常にストレスフルな出来事です。
特に、いつか見ようと思っていた番組を消されていたときの喪失感は計り知れません。
この記事では、録り溜めしていたテレビ番組を消しやがった愚か者にできる仕返しをします紹介します。
なぜ、録画した番組を消されるのか?
仕返しをする前に、まずは録画番組を消した相手のことを理解することが大切です。
なぜ同居人は人が録画しているものを削除してしまうのか、心理学の観点から見ていきましょう。
録画番組を削除するのは男女の考え方によって異なります。
HDDの保存容量が少ないとき
録画できるHDDの保存容量が少ないときに録画容量を確保するために消されることがよくあります。
同居人からすると、他人が見たい番組より新しい番組を録画したくなるものです。
限られたHDDの容量を確保するためにも、先入れ先出しの考えで古い物から消されるのは仕方ないことでしょう。
しかし、いくら長期間見ていないものだとしても、無断で削除するのはいけないことです。
腹いせで消される
相手のストレスが溜まっていたり、喧嘩をした見返りとして録画番組を消されるケースもあります。
これは意図的に録画番組を消す行為こそが破壊行為の一種であり、ストレス発散や困る相手の反応を見て快感を覚えてしまっていることもあるでしょう。
しかし、人が楽しみにしているものを潰すなんてことを許されるわけではありません。
父親、旦那、彼氏、兄弟の場合
プリキュア毎週録画してるのに親が勝手に消したから怒っている
— しらす (@srskne) June 19, 2016
男性の場合だと、自分の選択や好みを優先して録画番組を削除することによって支配性の表現が考えられるでしょう。
男性ならではの生存本能が無自覚に「自分の判断は正しい」と思いこんでしまうため、録画番組の削除という愚行に走るんです。
また、男性は他人が録画した番組の価値や重要性を無意識に無視してしまうことがあります。
これはコミュニケーション不足や相手の興味を十分に理解していないことから生じるものです。
例えば「これを消したら、相手は絶対に怒るだろう…」という警戒心は、相手への理解が深まっている証拠です。
対して、”オス”は思いとどまらないほど考えが浅はかなの生き物。
加えて男性は、家事育児で忙しい女性の気持ちがわからないため「いつまでも見ない=今後も見ない」と判断してしまいます。
母親、妻、彼女、姉妹の場合
録画を勝手に消した母に送ったメール pic.twitter.com/pCTvyRTMSj
— 腐乱 (@0123456789z207) May 2, 2015
女性の場合だと男性と異なって、整理や関係性の重要視が考えられます。
女性はしばしば環境を整理整頓することに大きな価値を見出すことがありますよね。
これは清潔に生活を送ることが子孫を守るうえで重要である、女性ならではの本能的な考えの表れです。
なので、この心理作用によって録画リストを「きれいに保つ」目的を果たすために、見られないと判断した番組を削除してしまうことがあります。
また、女性は関係性を重視する傾向があり、パートナーとの間で「共有すべきでない」と判断したコンテンツを削除することで、二人の関係を調整しようとする場合があります。
「テレビより、家族の関係性を大切にしてほしい」と願う気持ちが裏目に出て、愚行に走られることもあります。
結局のところ、男女どちらにせよ『相手を思いやる配慮』が欠けた行為が腹立たしいものですよね…。
録画番組を消されたときにできる仕返し
録画番組を消されたときに一番大切なことは、鉄が熱いうちに打つことです。
ここからは消された番組を再度見るために必要なことや、物理的な仕返しを提案していきます。
賠償させる
レンタルビデオ屋やVOD配信が開始されたら、視聴するためにかかった費用を請求しましょう。
穏便に済ませるのであれば事前に提案したほうが無難ですが、ムカムカが収まらなければ事後報告でもかまいません。
勝手な行動を起こしたのは相手です。あなたも勝手な行動を起こすことに対して、何が悪いというのでしょうか?
録画を消されてしまったら「録画番組を消された費用を請求する」旨の誓約書を書かせるくらいしないと、元を取れません。
悪いことをしたら罰金として負担させるのが社会の常識であり、当然の報いでもあります。
相手の録画番組を削除
消した相手が見ていない番組を削除することも、立派な仕返しです。
ただし「やられたら、そのままやり返す」という単調なやり方だと、その時は気分が晴れるとしても互いに遺恨ばかりが残ってしまいます。
相手に悪意が無くて消された場合にやってしまうと、客観的に見てコッチが悪意を持つことで悪人になってしまいかねません。
端末機器のデータを削除
スマホやパソコンのデータを削除することも「データを削除する」という本質からすると、仕返しになりえます。
しかし、これも端末機器にパスワードがかかっていて削除ができないため難しいうえ、端末を破壊すると「器物損壊」で罰せられる恐れもあるでしょう。
無形の録画番組と比べると、有形の私物のほうが価値が高いことは目に見えるため、破壊はオススメできません。
録画番組を消されても、仕返しをしない方法
ここまで仕返しを提案してきましたが、実際に行動に起こすとリスクが伴います。
そこで、比較的低リスクで仕返ししない方法も考慮していきましょう。
対話を重ねる
録画番組を消される根本的な原因は、相互理解が足りていないことにあります。
どうしても録画番組を削除されたくなかったら、番組に対する自分の思いと事情を率直に伝えましょう。
- 仕事が忙しくて見る暇がないんだ。
- とっておきの日や、気分が高まっているときに見たいんだ。
- ゆっくりと休みが続いてる日に見たいんだ。
消されたことが発覚したときに注意をしたときは感情的になったかもしれません。
しかし、悪気が無いときに突如キレられると、相手もたじろいでしまうことがあるものです。
再発防止に向けて十二分に趣味や価値観を共有することが大切です。
自分用のHDDを確保する
テレビの録画で旦那と揉めることが増えてきたので、この度自分用のHDDを増設することにしました。
— ちー (@yama0234) April 16, 2021
録画が消されたことに対する最も有効な対処法は、事前のバックアップです。
クラウドサービスや外部ドライブを利用し、大切なデータは複数の場所に保存しておくことで「消されても大丈夫」という状況を作りましょう。
HDDはそれぞれ自分で好みの容量のものを買って、録画したいときは自分のHDDを繋げるのもオススメです。
また、TVerやサブスク型のVOD番組を活用するなど、リアルタイム外による視聴も積極的に活用すべきです。
まとめ:録画番組を消された仕返しは「費用の請求」が正当
録画番組を消された場合、懲らしめる仕返しとして「同じことをやり返す」が思いつくことでしょう。
しかし、相手の行いに対して報復行為をしたとて互いの溝が深まり続けてしまいます。
やられてしまったものは仕方ないため、アナタが番組を見るにあたってかかった費用を請求する仕返しをしましょう。
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