兄弟や家族などの親戚に限らず、友人に貸したお金を返してくれないのはムカつきますよね。
警察に通報したいところですが、現代の法律では個人間のお金の貸し借りは取り締まりの管轄外なので意味はありません。
しかし、連絡先を知ってさえいれば、お金を返さない人を懲らしめる復讐は可能です。
この記事では、借金を返さない人の心理を読み解き、懲らしめる復讐と末路について解説します。
実際に私もこの手段を通して返金させたこともあり、効果的でした。
お金を返さない人の特徴と心理
お金を返さない人を懲らしめたい気持ちは理解できますが、まずは当人たちの気持ちを理解することが大事です。
冷静になってから仕返しをしないと、逆にアナタの立場が悪くなってしまいかねません。
それでも早く懲らしめる方法を知りたい人は、ココから下に飛んでください。
経済的困難な状況
一番可愛げがあるパターンとして、体調不良や突発的な支出が原因で金欠になっている人が挙げられます。
労働に支障があるケガや病気とは別に、ご祝儀ラッシュで金欠になって生活ローンを受ける人は意外といるものです。
お金を返さない人の言い訳
- 「病気で収入が途絶えた」
- 「家賃や光熱費が高くて足りない」
- 「急な支出があってお金が足りない」
- 「カードが使えなくて現金が必要」
- 「親の介護費用で出費がかさんでいる」
- 「会社からの給料が遅れている」
- 「車の修理で出費がかさんだ」
- 「病気で医療費が高くついた」
- 「子供の学費でお金がかかる」
こういう外的要因が原因で『情に訴えるタイプ』は短期的な回収が望めません。
なので、長期的な付き合いを維持しつつ、借用書や公正証書を発行することが大切になります。
という誠意を伝え、相手のペースに合わせて動くのが良いでしょう。
無責任でだらしない性格
怒りの感情を培ってくれるタイプで多いのは、自分の娯楽と生活水準の維持を優先するクズ野郎です。
お金を返さない人の言い訳
- 「ATMからお金を引き出し忘れた」
- 「投資で大きな損失を出した」
- 「口座が凍結されている」
- 「財布を忘れてしまった」
- 「すぐ返すから」(と言いながら、ギャンブルや風俗で散在)
こういう人は、約束を守ることを重要視していない無責任な思考を持っており、お金を借りることを躊躇せず平気でウソをつきます。
依存症体質ではありますが、ぶっちゃけ懲らしめる手応えを一番感じやすいタイプです。
サイコパス
一番厄介で頭がおかしい人に多いのが、支離滅裂な言動で抵抗するサイコパス野郎です。
借りた金額を少なく、または完済を言い張るだけでなく、タチが悪くなると鬼の形相で罵倒して相手を遠ざけようともしてきます。
人の物を奪う執着心が強い典型的なテイカー気質であるため、最も「ストレスフルな相手」とも言えるでしょう。
こういう、人の話を聞こうとしないろくでなしは物的証拠を用意して第三者を交えることが肝心です。
お金を返さない人を懲らしめる復讐
上記の「経済的困難な状況」に対してはやっていけませんが、何回催促しても返さない2タイプには効果的な方法があります。
ただし、いずれも記憶のみに頼らず物的証拠(口座振替情報、やり取りのLINE、音声録音データなど)が必要不可欠です。
それが大前提であるうえで、お金がかからない&オススメ順で懲らしめる復讐を紹介します。
警察を利用して脅す
日本の警察には『民事不介入の原則』という決まりがあるため「お金を返さない」という理由のみで人を逮捕することはできません。
個人間の金銭貸借や契約紛争など、民事上のトラブルに警察は基本的に介入しないというルール。法律で定められた手続きを通じて解決されるべきであり、警察の管轄外である。
しかし、お金を返さない低能な輩が、原則を知らないことを逆手に取って精神的苦痛を与えて懲らしめることができます。
手順
- メモを持って、最寄りの交番に行く。
- 警察に事情を説明して「寸借詐欺として被害届を出して立件できますか?」と相談する。
- 相談内容を記録して相談員の苗字を含めて記載し、交番前で写真を撮る。
- SNSや手紙等で「ここまでやりました。被害届の提出を検討しています」と④の写真付きで報告をする。
※このとき『民事不介入の原則』は伏せること。
「逮捕される…」と肝を冷やすところまで追い込めば、焦って連絡を取り次ぐ様子が目に浮かぶでしょう。
交番で相談するのはタダですが、警官に名刺をもらうことはできませんのでご承知を。
民事不介入の原則を知っているほどの知的な人には効果がありません。
借りた人の親にチクる
共通の友人に相談し、親の連絡先を手に入れることが非常にオススメです。
元国会議員のガーシー被告も、実家に家宅捜索が入った際に「母親だけは…」と堪えていましたが、そのパターンに似ています。
共通の知人がいない&親を知らない場合
- 貸した相手のSNSアカウント(Instagram、X、Facebook)を見つける。
- 相互フォローしていて、人柄が良さそうなフォロワーさんにDMを送る。
- 事情を説明して家族情報を聞き出す。協力が見込めるなら素行調査を依頼。
- 相手の両親の住所・連絡先を手に入れる。(直近の行動情報があれば尚良し)
- SNSや手紙等で「返済に応えなければ、直接あなたのご両親の元へ伺います」と伝える。(このときに、書類と直近の行動情報を掲示する)
相手がチクられては困る情報を身内の耳に入れる直前まで追い込めたら勝ち確定です。(いっそのこと言いふらしましょう)
連絡先を手繰り寄せながら、お金の貸し借りをしていた証拠(LINEのスクショなど)をとっておけば「警察に相談」の仕返しもできます。
SNSアカウントが鍵垢だとローラー作戦になってしまいかねませんが、やらないよりマシ。私はローラー作戦で返済まで追い込みました。
職場に取り次いでもらう
上記2つのやり方が難しければ、相手の職場に出向いて取り次いでもらうことも手段です。
ただし、職場の業務が忙しいタイミングだと相手にされにくいこともあるため、ほぼ運。
社員数が少ない会社で上層部の方が電話に出れば忠告が行くこともありますが、大きい会社や部下だと相手にしてもらえません。
それでも会社における相手の株を落とすことは、社会的信頼を傷つけて懲らしめる仕返しになりえます。
お金を返さない人へ対策
仕返しは一時的な感情の発散に過ぎず、さらなるトラブルの原因となり得るため問題の解決にはなりません。
感情に流されず冷静な判断を心掛けることが重要ですので、他の対策法も検討しましょう。
連絡手段を徹底する
電話やメール、SNSや手紙など、あらゆる方法で貸した側の気持ちをこまめに伝えましょう。
お金を返さない人は、アナタが思うほど「人のお金を返すこと」を重要視しておらず、返済の優先順位が低いため忘れがちです。
相手が切り出すことを期待して溜め込むよりも、一旦決めた期日ごとに連絡することを心掛けましょう。
このとき、ご自身の状況と思いを悪意が無いように伝え、お互いが納得できる範囲で返済計画を立てるのが望ましいです。
自宅を訪問する
連絡しても応じてもらえない場合は、自宅に赴きましょう。
対面して説得力を強くすることが目的であり、接し方は普段通りの関係性を維持しつつ横柄にならないようにしましょう。
ただし、取り立て屋のごとくしつこく訪問すると迷惑行為として警察を呼ばれることもあるので、冷静になってください。
意外とココで観念して返済予定表を作るケースもありました。
弁護士・司法書士に相談する
絶対に許せない。弁護士を立てて訴えてやりたい!
— 弁護士保険「ミカタ」公式 (@mikata_ins) March 19, 2024
だけど費用的に無理・・・
という時代は終わりました。
弁護士保険に入っておけば、
1日たった98円で弁護士に相談できます。
・誹謗中傷トラブル
・SNSトラブル
・離婚トラブル
・職場のトラブル
など、様々なトラブルに対応できます。
法人の場合だと、売掛金や工賃の支払が滞納を証明する書類があれば債権回収業者を活用する方が手っ取り早いです。
弁護士や司法書士が仲介に入るだけでなく、弁護士会を通して資産残高の照会手続きをしてもらえます。
しかし、債務者に資産がなければ裁判を起こしても債権の回収はできないため、その時は泣き寝入りするしかありません。
また、60万円未満の個人間のやり取りに関しては対応してもらえないパターンが多く、あくまで大きいお金を扱う法人向けの手段です。
それでも法律事務所にて無償で弁護士に相談すること自体は悪いことじゃありません。
音信不通なら、内容証明郵便を利用する
【10月より】日本郵便、書留や内容証明の手数料を値上げhttps://t.co/vvQUXfVbzF
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 25, 2023
燃料費高騰などのコスト高が要因。一般書留と現金書留は435円→480円、簡易書留は320円→350円、配達証明や内容証明も現在の料金から30~40円の値上げとなる。 pic.twitter.com/sXLAIddcsq
何かしらの情報をまとめた書類や返済の意思表示を文書で要求する場合『内容証明郵便』を活用しましょう。
「いつ」「誰が」「誰に」「どのような内容の書面を送ったか」を郵便局が証明してくれる郵便。社会的に文面を送ったという有効的な証明になり得る。
詳しい書き方や料金については日本郵便の公式サイト が参考になります。
法的措置を取って訴える
これまでの様々な復讐や対策を講じてでも、借りたお金を返さない態度を示された場合には法的措置を取るべきです。
ただ、金額の規模によって裁判の種類も異なり、貸した側も借りた側も裁判所で争う面倒な手続きをしないといけません。
- 支払督促:返済を求める書類を裁判所から債務者に送付し、法的に債務の支払いを促す手続き。
- 民事調停:双方の当事者が裁判所の協力を得て、問題の解決に向けて話し合い、合意に至るための手続き。
- 訴訟提起:返済問題を解決するために裁判所に訴えを起こし、裁判官による判断を求める過程。
- 少額訴訟は60万円以下の支払いを求める場合に提起できます。
- 強制執行:裁判所の判決や調停による合意が守られない場合、法的な手段によって債権を実現する行為。
お金を返さない人にやってはいけないこと
「お金を返してもらえていないから懲らしめる!」と、強い感情でやり過ぎたアクションを起こすと、貸した側が大変な目に遭うことがあります。
ここからは違憲の範囲や、絶対にやってはいけない損する行為をお伝えするので覚えてください。
脅す
「返さないなら写真晒すぞ!」「お前の秘密、バラすぞ!」など過度な脅しや督促は恐喝罪にあたる可能性があります。
懲らしめる気持ちが勝ちすぎて感情的になると訴えられる可能性があるので冷静に対処した方が身のためです。
借用書を書き換える
自分が優位に立とうとしたり、金額をかさ増しするために借用書を無断で書き換えると私文書偽造罪の罪にあたります。
基本的に交渉にかかった交通費や手間賃、多少の損害賠償は法律上では認められていません。
原本はいじらないようにしましょう。
何もアクションを起こさない
個人間でのお金の貸し借りにも時効があり、5年以上放置しすぎると返済の権利が失効してしまいます。
民法の新しい規定によると「権利を行使できることを知ったときから5年間」という主観的な判断をした時点を時効の起算点です。
「貸したお金は買ってこないと思え」という俗説を鵜呑みにせず、少しでも何かしらの抵抗をすることが解決への第一歩です。
鉄は熱いうちに打ちましょう。
お金を返さない人の末路
言わずもがな、お金を返さない人は信用を失い、社会的、経済的な困難に直面することが多いです。
以下に、お金を返さない人が最終的に直面する末路について説明します。
反面教師になって気を付けましょう。
社会的に孤立する
金を返さない人の末路を紹介します。
— HANA (@HANA68254974) October 28, 2022
お金を返さない人は、はっきり言ってクズです。
借りたものを返せない人、返す気がない人は人間として最低ですよね。
今ここではふみ倒せたとしても、お金を返さない人の末路は悲惨なものになるでしょう。
お金を返さないことで、最も大きな影響を受けるのは信用です。
個人間の信用を失うと、その人との関係は崩れ、友人や家族との関係も悪化します。
友人や家族からの支援を失うだけでなく、同僚やビジネスパートナーからも距離を置かれることになります。
これがビジネス上の関係であれば、将来的な取引や仕事の機会が減少どころか、業界内で悪い噂が広がって干されてしまいます。
信頼を取り戻すことは非常に難しいため、長期間にわたって孤立した状態が続くことでしょう。
法的措置を受けて差し押さえ
お金返さない人メールも電話も無視でムカつく!実名出して皆んなに注意したい!というか誰か私に給与差押えするから就職先教えて欲しい!
— 桃香。 (@ageha_haduki) October 16, 2018
お金を返さない場合、貸し手が法的手段を取ることがあります。
訴訟を起こされると裁判所から返済命令が出される可能性があり、従わなければさらなる法的制裁を受けることになります。
場合によっては財産の差し押さえや給与の差し押さえが行われるため、もっと貧乏になる末路が待っています。
負のスパイラルで経済的困難
お金を返さないことで借金が膨らみ、返済が難しくなることがあります。
キャッシングサービスやリボ払いを繰り返すことで利子や延滞料金が積み重なり、首が回らない状況が続きます。
もちろん、これらのずさんな家計管理はクレジットスコアを低下させるため、新たなローンやクレジットカードの申請が通りにくくなるものです。
精神的ストレス
お金をなかなか返さない妻の姉は、結局妻の自殺未遂以降会いに来ることもなく、友達とカフェに行っているところをインスタのストーリーにあげたりしていて、妻はまた傷付いているらしい。
— りむ (@Stressfull123) June 28, 2021
同じ母親を持つだけあって、お姉さんはお姉さんでなかなかの人…。
上記の末路が複合的に折り重なることで、プレッシャーやストレスを強く感じてしまいます。
借金を抱えることで常に返済のことを考えなければならないのは、精神衛生上で健全ではありません。
借金が原因で、うつ病や不安障害などの精神疾患を患わせてしまい、取り返しのつかない事態を招くことも…。
まとめ:お金を返さない人を懲らしめるには「親にチクる」が一番
お金を返さない人への対処法は状況や関係性によって異なりますが、懲らしめる仕返しをする前にまずは周囲の人に助けを乞うことが大切です。
筆者も昔、Facebookのフォロワーを辿って相手の友人にアポを取り、相手の親の連絡先を手に入れたことがありました。
そのうえでも、相手と金銭のやり取りがあった証拠が根本的な解決で必要となります。
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