愛犬家にとって犬が吠える声は生活の一部かもしれませんが、静かな環境を求める人にとっては大きな悩みの種です。
ノイローゼや、殺意が沸くほどイライラが募ってしまっても、実際には傷つけることはできないもの。
この記事では、うるさい犬に対処する方法と、合法的に懲らしめる仕返しをご紹介します。
この方法を実践して、ノイローゼ気味の気分から解放される一助になれば幸いです。
近所の犬がうるさく吠える理由
うるさい犬の鳴き声に対処するには、まず犬が吠える心理と飼い主の心情を理解することが重要です。
現状を理解して落ち着いてから仕返しに臨まないと、アナタが脅迫や迷惑行為として悪い立場になってしまいかねません。
それでも早く仕返し方法を見たい方は、ココから下に飛んでください。
犬が吠える理由
吠える犬の心理は「ストレス、退屈、恐怖、刺激への反応、注意を引きたいという欲求」など多岐にわたります。
- 不満感の発散:退屈や孤独を紛らわすため。
- 本能的な防衛:外からの刺激(人や物音)に対する警戒心や、家族や縄張りを守ろうとする威嚇。
- コミュニケーション:他の犬と会話を図るもの。
- 無駄吠え:分離不安や過度なストレスによるもの。
さまざまな生育環境で吠える原因が異なっており「飼い主は原因究明と対策を講じるべき」と考えるべきでしょう。
飼い主すらストレスになるほど悩んでいる
愛するペットの犬がうるさく吠えて迷惑をかけているのは、飼い主にとっても頭を悩ませる問題の一つです。
鳴き声を黙らせるために懸命なトレーニングを実践しても改善が見込めないことがあります。
飼い主は愛犬の行動をコントロールできないため、近隣住民からの苦情を受けることも少なくありません。
鳴き声の苦情が保健所や市役所に通達が行くことがあるケースもあります。
近所のうるさい犬を黙らせる仕返し
吠える犬に対しては、基本的に音や振動で黙らせる方法が有効とされています。
犬笛や超音波で黙らせる
「犬笛」は、犬にしか聞こえない超音波を発してストレスを与えずに吠え声を抑制する道具です。
プロのドッグトレーナーでも活用するほど効果が見込めており、専用グッズやアプリなど様々な形式で販売されています。
吠える声がうるさいと感じたときに動画を流すことで、驚いた犬が黙ってくれるのです。
個人的にオススメなのがYouTube です。レビューを見ても高評価の意見が上がっていました。
毎日鳴き声とそれを注意する飼い主の声が大きくて本当にうるさくて困っていました。この音流すと急に静かになります。今日流したらまた静かになったのですが、嫌で逃げたのか、何かをひっくり返したらしく飼い主さんのギャーという悲鳴のあとにめちゃくちゃ怒って犬に説教していてなんだか犬に申し訳なくなりましたw
コメント引用
ただし、効果が無い犬種の場合は、何の意味もありません。
無駄吠え防止首輪
組織の指導やドッグトレーナーのしつけでも改善が見られない場合は、ワンブルを活用することがオススメです。
ワンブルとは、無駄吠えを繰り返す犬に首輪をつけ、吠えたときにボタンを押すだけで静めることができる振動装置のことです。
飼い主がボタンを押すことで『音・振動・電気』を流すことができるため、動かなくても遠隔で作動させることができます。
幅広い犬種に対応しているうえ、120日以内の全額返金もしてもらえるので合わなければ返品しましょう。
警察・動物愛護センターに電話
犬の吠える声が過度であり、改善が見えない場合は外部機関への報告も一手です。
犬がうるさいと感じる根本的な原因に虐待である可能性もゼロでは無いため、動物愛護センターへの通報も考えられます。
警察や動物愛護センターへの連絡は、動物や住民の安全、さらには公共の快適性の確保に努める役割を持っているものです。
飼い主に対して、第三者から適切なアドバイスや対処を案内してくれることもあるでしょう。
近所のうるさい犬を対処する方法
うるさい犬の鳴き声に苛立ちを感じることは多々ありますが、犬に仕返しをすることは決して建設的な解決策ではありません。
ここからは仕返しではなく、より平和的で効果的なアプローチをいくつか提案していきます。
飼い主に手紙を書く
うるさい犬の飼い主と直接対話が難しい時は、心をこめた手紙を書くことが有効な方法となりえます。
手紙は犬の吠え声による迷惑を伝えつつ、飼い主としての責任をもって対策を取っていただきたいという願いを丁寧につづりましょう。
この時、非難の言葉を避け、提案もセットにした協力を求める姿勢が大切です。
例文(コピペOKです)
こんにちは。近所の○○です。
この度は私たちの住宅の隣にお住まいのワンちゃんが、しばしば無駄吠えをしていることに悩みを抱えていることをお伝えしたく、手紙を書くことにしました。(目的)
私たちは犬が吠える理由を理解しています。
- 飼い主の注意を引こうとする
- 周囲の刺激に反応する
- ストレスの発散…
これらの反応はワンちゃん達にはよくあることです。(飼い主に同調)
しかしながら、正直に申し上げますと。この問題が継続すると私たちを含めた周囲の住人にとっては非常に迷惑なものとなります。(現状)
無駄吠えが続くと仕事や家事に集中できないだけでなく、睡眠やリラックスの妨げになるためストレスや不快感は計り知れません。
そのため、できる限りこの問題を解決するためにご協力いただければ幸いです。(お願い)
可能であればワンちゃんの周囲の状況を見直し、何が吠える原因となっているのかをご確認いただけますでしょうか?(提案①)
そのうえで原因を特定して排除したり、それで効果が無ければ適切な訓練を施す、自宅内で飼うなど、吠える声を抑える方法を学ぶことも効果的です。(提案②)
私たちは、この問題を協力して解決することができると信じています。(共同体の確認)
ご近所に住まわせて頂いているご縁を大事に、良好な関係を維持するためにも、この問題に真剣に取り組んでいただければ幸いです。
何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください。よろしくお願い申し上げます。(協調性)
手紙によるコミュニケーションは、相手をリスペクトする態度を持ちながら、問題解決の一歩となるでしょう。
私が関わった過去の事例だと、菓子折りを持って謝罪に来たケースもありました。
対話を重ねる
犬の鳴き声に悩む時、可能であれば対話を重ねていきましょう。
飼い主も懸命に躾をしていることもあるため、相手の心境を理解するだけで心を落ち着けることができます。
しっかりと話し合い、出来る範囲で問題行動の原因や改善策を一緒に探っていくことも提案してみてください。
もし、飼い主との直接の対話が困難であれば、上記の手紙を書くことをオススメします。
犬を静かにさせるトレーニング・おもちゃの提案
飼い主には躾の知識を知らない可能性があるため、提案するだけで抑制に協力してくれるかもしれません。
専門のトレーニングは時間がかかる場合が多いですが、ほめ言葉やおやつを使ったポジティブな強化を行うことで犬は新しい行動パターンを学びます。
また、犬の無駄吠えの原因が運動不足である場合、定期的な散歩や遊び時間を増やすことで犬のストレスを減らせます。
ドッグパークへの訪問や他の犬との遊び時間を設けさせることで過剰なエネルギーを消費させることができ、うるさい吠え声の頻度を少なくできるものです。
ドッグトレーナーを紹介する
犬の吠える問題が解決しない場合や特定の行動問題に対処するためには、飼い主にプロのドッグトレーナーに相談させましょう。
専門家は、犬の行動を観察して個々の犬に合ったカスタマイズされたトレーニングプランを提供できます。
また、飼い主も犬の行動を正しく理解する機会になり、日常生活で適切な対応をするための指導も受けられます。
結果、長期的な解決策を見つけることができるため、犬だけでなくご近所の関係も改善されます。
やってはいけないこと「危害を加える」
犬が吠えるからと言って、殴ることやエアガンで遠距離攻撃を思いつく方もいるかもしれません。
しかし、犬を傷つけることは動物愛護法で違反になります。
ストレスをぶつけたくなる気持ちは理解できますが、犬と言えど傷つけて良い理由にはなりません。
まとめ:うるさい犬への仕返しは「超音波」「ワンブル」が効果的
近隣住民の日常生活を妨げがちなうるさい犬の鳴き声は、大きな問題です。
吠えることによって犬がコミュニケーションを取ることは理解できるものの、やはり限度というものがあります。
うるさい犬の吠え声に対する仕返し方法として、超音波アイテムの使用が効果的ですが、まずは飼い主に了承を得てから実践するのが好ましいでしょう。
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